VOICE直営公式販売サイトです。
本日からブログを始めました。
発行頻度は不定期ですが、よろしくお願いしますm(_ _)m
レーザー墨出し器に関することを書いていきますので、ご興味のある方は読んでいただけると幸いです。
第一回目は『レーザー線の二重』というトピックです。
当店でも、比較的多くの問い合わせがあります。
レーザー線が二重になる主な原因は
・精度ズレによるもの
・反射によるもの
があります。
下記画像は、VLG-5Xの天井クロス部分(鉛直二重という方が多いです)が二重になっている状態です。
通常、V2ラインとV4ラインが重なり合って、1本の線になりますが、片方または両方の精度ズレがあり、線が二重になっています。
つまり、線が重なり合うことのない、VLG-2X(2ライン)・VLG-3X(3ライン)で二重になる場合は、ほぼ反射による二重といっても間違いありません。
【反射によるもの】
反射はレーザー光が何かしらの反射物に跳ね返ることで発生します。
そのため、二重だけでなく、三重・四重になったりもします。
レーザー光が強いために発生する現象なので、グリーンレーザーで発生することが、比較的多いです。
というよりも、赤レーザーでも反射は発生していますが、赤レーザーは光が弱いため、人間の目で確認できていないだけということです!
反射かな!と思ったら、近くに反射物がないか確認してください。
鏡やガラス、または表面がツルツルしたものなどです。
当たり前ですが、反射は修理や調整はできません。
どうしても反射を防ぎたいなら、レーザー光が弱くて、見えにくレーザーを使用するしかありません 笑
反射の対策方法は、反射物を反射しにくいもの(紙類や布類など)で覆ってください。
ただ、覆わなくても反射による線は、通常は正規線より薄くかったり、線が真っ直ぐでなかったり、判別は容易に行えますので、ご安心ください。
参考までに、下記画像は反射によるレーザー線の二重の写真です。
反射は暗い場所でも発生しやすいです。
というのは、明るい場所でも発生していますが、周りの明るさで見えてないのが、暗くすると見えるということです。
下記画像は、同じ場所・同じ時間での、明るいとき・暗いときの写真です。
明るいときは見えない線が、暗くすると見えるのがわかると思います。
ちなみに上記の反射線は、このPCモニターを反射させた線です。
以上、今回は『レーザー線の二重』というトピックでした。
次回は『レーザー光の点滅』というトピックを書きたいと思います!
また、こんなトピックを書いてほしいなどありましたら、お待ちしております!
ご意見・ご感想いただければ幸いです。
それではまた!